金魚がわが家にやってきて早1ヶ月…。
こんにちは、ゆるぴたです。
子どものいる家あるあるかと思いますが、お盆休み中に金魚すくいで取ってきた金魚を飼い始めました。
金魚飼育に関してはど素人のわが家!
なんとか死なせないようにと、金魚を持ち帰ってすぐに詳しい方のブログやYouTubeなどを参考に、見よう見まねで一週間のトリートメント(塩水浴)にチャレンジしました。
要するに塩水に入れてやるだけなんですが、やったことやポイントをまとめてみたいと思います。
金魚すくいの金魚はめっちゃ弱ってる!
金魚すくいの金魚は劣悪な環境に長くさらされていて…大抵ひん死のヘロヘロで家へやってきます。
弱った金魚は、0.5%の濃度の塩水で養生させてあげるとよいらしく、これをトリートメント(塩水浴)というのだそう。
簡単そうに思われている金魚の飼育は意外と難しいこと、弱っている時は塩水でトリートメントする、という知識だけは漫画【金魚妻】を読んで知っていました。はい、色々な知識はほぼ漫画から得ております…。
トリートメント(塩水浴)のやり方
詳しいやり方をネットで調べると、人によって細かい手順は違うみたいで。
とにかく金魚は変化に弱い!そうのなので、なるべく負担をかけないようゆっくり少しずつ時間をかけて塩分濃度を変えるやり方でやってみることにしました。
すぐに準備するもの
金魚を連れて帰ってきたら、
・バケツ(大きめの容器)
・水道水とカルキ抜き
・塩
この3つをすぐに用意!
水道水の塩素を抜くためにはカルキ抜きが必要です。
水道水を汲んで、日光に1日当ててカルキ抜き…もできますが、金魚はビニール袋の中で酸欠になりどんどん弱っているので、ここはスピード感がいる!と思いました。
この日は昼前に金魚すくいをした後、すぐに近所のペットショップへ行き、カルキ抜きを入手。100均にもあるのかなー?
カルキ抜きがすぐ用意できないときは、水道水は使わず軟水のミネラルウォーターでもOKらしいです。
ちなみに、水槽、フィルター、エサなどはバケツでトリートメントをしている1週間の間にゆっくり準備すれば大丈夫でした。
バケツにカルキ抜きした水道水と塩を入れる
初日は0.5%の半分の0.25%の濃度(水1リットルに対して塩2.5g)で。
水でよく洗ったバケツに、カルキ抜きした水道水5リットルと塩12.5gを入れました。
塩は料理に使っている普通の精製塩で。(ちなみにアジシオはダメなんだって)
水温合わせと水合わせ
金魚は水の急激な変化に弱いので、水温と水質をゆっくり慣らしながらバケツへ。
①まず、水温合わせ。
袋の中の水とバケツの水温を合わせるため、袋のままバケツの水に浮かべて30分待ちました。
酸欠にならないように袋の口は開けて。
②次に、水合わせ。
袋の中の水を3分の1くらい捨て、その分バケツの中の塩水を袋に入れてやり、またバケツに浮かべて30分放置。
これをもう2回繰り返しました。
③金魚だけをそっとバケツへうつす。
金魚が火傷しないように、手をよく冷やしてからさっと手早くうつしてやります。袋の中の水はバケツに入れず、捨てました。
初日はひとまずこれで終了。
水温が上がりずきないようにクーラーの効いたリビングの隅っこにバケツを置いて。
頻繁にのぞいたりバケツの側面をたたいたりすると金魚のストレスになるから、静かに休ませてあげようね〜と息子に言い聞かせました!
塩分濃度を変えながら、一日一回水換えをする
翌日は、塩の濃度を0.5%(水1リットルに対して塩5g)に上げました。
まず、前日のバケツの水と金魚をタッパーなどの容器ですくい、残りは捨てて。
バケツに新しくカルキ抜きした水道水5リットルと塩25gを入れます。
タッパーをバケツに浮かべて、昨日と同じように水温合わせ→水合わせをしてから金魚をバケツへ移動。
3日目、4日目、5日目も同じように濃度0.5%の塩水で水換え。
途中、エアレーション(いわゆるブクブク)も入れた方がいいとネットで知り、Amazonでポチしてバケツへ。
2日目くらいまでは底の方でじっとして動かなかった2匹ですが、たまにそーっとバケツをのぞくと、ちょっとずつ泳ぎ始めました。
普通に泳いでいたらトリートメントを終えても良いサインだそうです。
6日目は塩水の濃度を0.25%に下げ、7日目は0.1%に。
そして8日目、塩の入ってない水(もちろんカルキ抜きして)へ。これでトリートメント終了です!
この後やっと水槽へうつせるのですが、水槽には塩が入らないように注意します。
一週間はエサをあげずに静かに見守りました
塩水でトリートメント中、少なくとも3日は絶食させた方がよいそうです。
長男はすごくエサをあげたがってましたが、消化不良で金魚に負担がかからないようにするためだよ、と説明するとすんなり納得。
息子なりに、生き物を飼うって大変なんだってことをなんとなーく肌で感じ始めている…ような…?
1ヶ月が経過、めちゃ愛着湧いて楽しくなってきました!
すでに金魚がひどく弱りきっていた場合、トリートメントしても回復せずに死んでしまう場合もあるそうです。
なんとか一週間生き延びてくれたら、ひと安心しました。
夫は「たかが金魚にそんなに手間かける?」という感じで見てましたが、これも何かのご縁と思って?ど素人なりに勉強しているうちに、どんどん楽しくなってきました!
その後、2匹の名前も決定し、長男と毎日お世話しています。
育つと20cmぐらいにはなるらしいです…!ひょえー。
▼バケツは家にあった無印のもの。目盛りがついてて水が測りやすかった!
▼塩は天然塩がおすすめらしいけど、キッチンにある精製塩でも大丈夫そう。